BtoCにおけるマーケティングオートメーションのデメリット

使い方によっては仕事が増える

マーケティングオートメーション(MA)は適切に利用すればマーケティング業務の多くを自動化させられる便利なツールですが、その一方で、うまく使いこなせない場合にはかえって仕事量が増えてしまいかねないというデメリットがあります。MAの仕様はあらかじめ決められているため、特に変更せずにそのまま導入できる場合には、そのようなデメリットは顕在しにくいのですが、独自の業務フローを設けている会社がMAを導入しようとすると差分を手作業で補わなければならなくなり、その分余計にリソースが必要になってしまうというわけです。 また、MAを通じて配信するメールの原稿やWebサイトの構築もマニュアルで行う必要があるため、そのための工数も考慮しなければなりません。導入によって省力化できる業務もあれば、追加で必要となる業務もあるため、両者を比較して本当に導入する意味があるかをしっかりと見極めるとよいでしょう。

使いこなせないと意味がない

MAのデメリットの二つ目は、せっかく導入したにもかかわらず、マーケティング部門が使いこなせずに宝の持ち腐れになってしまうおそれがあるということです。MAを使いこなすためには、Webマーケティングについての基本的な知識が不可欠ですので、旧態依然とした営業組織が温存されている会社などではいきなり導入しても現場の混乱を招くだけに終わるというケースも少なくありません。そうなってしまうと、かけたコストが無駄になってしまいますので、あらかじめ本当に使いこなせるかどうかを確認しておく必要があるのです。場合によっては、ある程度時間をかけて人材を育成したうえで、満を持してMAを導入するといった慎重な対応が求められるかもしれません。